今日のニュース
「米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は、自動運転技術を手掛けるスタートアップ企業ズークス(Zoox)を10億ドルを超える額で買収することに合意した。自社の宅配サービスのほか、ライドサービス向けに展開する可能性がある。
アマゾンは自動車分野への投資を強化しており、昨年初めには自動運転車の新興企業オーロラ・イノベーションによる5億3000万ドルの資金調達に参加した。」
まだなんとも言えませんが、COVIDの影響をもろに受けた自動運転スタートアップを、Amazonが大規模なAcqui Hire的に救済したというディールのように見えます。詳細は続報を待ちましょう。
ただ将来的には、Rivian x Zooxみたいなことが起きて、イーロンマスクが考えているような「全テスラのロボタクシー化」(自動運転化されたテスラには、「シェアボタン」をつけると言われている)をRivianも推し進めて、「Rivianは週末はレジャーに使われて、使わない日はAmazonの荷物をせっせと自動で運ぶ」なんてことはリアルに起きそうです。2025年くらいでしょうか。
「JR東海の金子慎社長は26日、静岡県庁を訪れ、リニア中央新幹線建設を巡る水資源の問題で対立する静岡県の川勝平太知事との初会談に臨んだ。金子氏は6月中に静岡工区の準備工事に着手できなければ、予定の2027年開業が困難になるとして同意を要請したが、川勝氏は認めず物別れに終わった。JR東海は事実上の期限としていた月内着工を断念し、来週にも開業の延期と計画の見直しを表明する見通しとなった。
総額9兆円超の総工費を投じる国家的プロジェクトは着工から6年で正念場を迎えた。沿線の自治体や企業は、駅予定地周辺の開発を進めているが、延期になれば影響は大きい。」
うーん、静岡県知事頭堅い!視野広くしてよー。
「中国のカフェチェーン、ラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)<LK.O>は26日、米ナスダック市場に上場する株式の売買が29日に停止されると発表した。ナスダックから2回にわたり上場廃止通知を受け取っていたが、これに関するヒアリングの要請を同社が取り下げたためとしている。
ナスダック市場を運営するナスダック<NDAQ.O>は、架空取引のほか、重要情報の非開示、年次報告書の未提出などを上場廃止の理由として挙げている。」
うーん、こんなことあるんね。中国人という国民性は万民が極端に利己的だと思う。それが功を奏したのかな。
「英アストラゼネカ<AZN.L>は26日、英オックスフォード大学と開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、日本国内での供給に向けて日本政府と具体的な協議を進めることに合意したと発表した。
第一三共<4568.T>、Meiji Seika ファルマ(東京都中央区)、KMバイオロジクス(熊本市)の3社をパートナー企業とし、日本国内での安定供給に向け、海外からの原液供給を受けて必要な準備を進めるとしている。
アストラゼネカのワクチンは安全性と有効性が確認されれば、2020年末までに供給が始まる見通し。これまでにドイツ、フランスなど欧州4カ国と供給を巡って合意している。パスカル・ソリオット最高経営責任者(CEO)は今月中旬、中国、ブラジル、日本、ロシアが同社のワクチンに関心を示していることを明らかにしていた。」
ついにワクチン開始かな。
「6月24日、負債51億円余りで破産決定を受け、弁護士法人では過去最大の倒産となった(弁)東京ミネルヴァ法律事務所〔東京都港区、代表弁護士川島浩、2019年3月期売上高17億8400万円〕。
消費者金融を利用したことがある人に、過払い金利の返還が受けられるとの広告を大量に流していたことで知られるが、破産の背景には、依頼者に支払われるべき過払い金、少なくとも30億円が弁護士法人を実質的に支配する広告会社により流用されてきたという、弁護士にあるまじき不祥事があることが分かった。
ミネルヴァを支配していた、今回の破産劇の黒幕ともいえる広告会社とは(株)リーガルビジョン〔渋谷区、代表霜田広幸、19年3月期(4カ月間の変則決算)売上高8億8100万円〕である。兵庫県出身で、消費者金融大手の武富士で札幌支店長までつとめた兒嶋勝氏が04年4月に設立した(株)DSC〔渋谷区〕がリーガルビジョンの前身。
東京国税局の査察を受けたことで身売りに動き、14年11月に東証2部上場の(株)RVH〔港区〕の子会社になった。
そして、翌年2月に国税が正式にDSCと兒嶋氏を1億3000万円の脱税(法人税法違反)容疑で東京地検に告発する事態となり、同年4月には「法律の窓口」のサイトを含む事業の受け皿会社としてリーガルビジョンが設立された経緯がある。
代表に就任した霜田氏は、兒嶋氏の武富士時代の後輩で、DSCでも部下だった人物。
表向き「兒嶋氏とは縁を切った」と話していたが、裏では兒嶋氏が絶対権力者の「会長」として支配する体制が続いていた。
兒嶋氏は、DSCとは別に淡路島で実質経営していた貸金業者で、出資法違反(違法金利)容疑での逮捕歴もあるいわく付きの人物だ。」
元々の多重債務者の名簿が武富士から持ち出されたものだとすれば、実は過払い金返還請求とはマッチポンプのビジネスだったということになり、反社に通じる更に闇の深さを感じます。
もしかするとメディアが当初から突っ込んだ報道をしなかったのはこの辺りに事情があったのかもしれません。
おーなかなか闇だね。てか、相当真っ黒。